強風・大雨時の運転
今年も本格的な台風シーズンになりました。昨年は台風が大型化、強力化しているだけではなく、局所的な集中豪雨による被害も大きくなっています。台風や集中豪雨などの気象予報については事前に情報収集し強風・大雨が予想される地域、時間帯の運転は避けるようにしましょう。それでも運転せざるを得ない場合の注意点について以下にまとめてみました。強風・大雨時に運転する場合には、いつも以上に注意を払って運転しましょう。
1.強風時の運転 ★強い横風でハンドルを取られやすくなるので、十分に減速して慎重にハンドル操作を行いましょう。特に高速で走行しているときに注意が必要です。トンネル出口、切通し出口、橋の上や大型車の横を通過する時などは、あおられやすいので減速するなど注意しましょう。
★市街地を走行していると看板やトタン板などの飛来物があるかもしれません。被害を受けないよう、できるだけ幹線道路を走行しましょう。
2. 大雨時の運転 ★大雨は視界を悪化させます。対向車の跳ね上げた水しぶきを浴びると一瞬視界を奪われ、周囲の危険を認知しづらくなります。ブレーキの効きも悪くなります。大雨時には十分に速度を落とし、車間距離を広めに取りましょう。また、周囲を走る車や歩行者等に自分の存在を知らせるためにも、昼間でもヘッドライトを点灯して走行しましょう。
★高架下や地下トンネルなどの低い場所は冠水する恐れがあります。冠水した道路を進行するとエンジンが故障し動けなくなる可能性があります。周囲の地面より低くなっているような場所の通行はできるだけ避けましょう。
★土砂災害や高波、河川の氾濫に巻き込まれないよう注意が必要です。山沿や海岸・河川の近くを走るのは危険です。できるだけ避けた経路を選択してください。
3. 台風通過後の運転
★強風による飛来物・落下物が道路に散乱していることが想定されます。早めの出発、慎重な運転を心がけましょう。
★排水の悪い箇所では冠水状態が続いている場合もあります。冠水場所の通行には注意しましょう。