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2022.04.04 その他

自転車との交通事故を回避するポイント

近年、通勤やデリバリーなど自転車の利用の増加に伴い、自動車と自転車との事故のリスクも高まっています。自動車と自転車との事故は、重大事故になる可能性が高いため、ドライバーは自転車の動きに対して十分な注意を払う必要があります。そこで今回は、自転車との事故を回避するためのポイントをまとめてみました。

1.自転車の事故の状況と自転車の特性

♦自転車の事故の状況                                                       警察庁の統計によると、令和3年中の交通事故では、20%が自転車関連事故であり、そのうち約80%が自動車を当事者に含む事故となっています。

一方、自転車乗用中の事故類型では、出会い頭の事故が約半数であり、ついで左折時、右折時の事故が多くなっています。

自動車と自転車との事故は、見通しの悪い交差点や道幅の狭い生活道路で多く発生していると考えられ、ドライバーが自転車の特性を踏まえた予測運転をしていれば、事故を防止できたかもしれません。

♦自転車の特性・特性を踏まえた予測

①ふらつきやすく転倒しやすい:スマホを見ながらの運転、幼児を前後に乗せた運転、高齢者の運転等                         ・道路上の段差や路面の凸凹でバランスを崩し、転倒や蛇行をするかもしれない                          ②視野が狭い:視野が路面に向きがちであり、後方・左右の注意が疎かになりやすい                                                          ・後方等を確認せず、突然、進路変更するかもしれない                      ③歩行者と同じように行動しがち:自転車が車両という認識が薄く、交通ルール違反も多い                                               ・一時停止を無視して飛び出してくるかもしれない                                   ④車体が小さい(見落とされがち):自動車側から自転車が実際よりも遠くにいると思われやすい                ※夜間、無灯火で走行している場合は、特に見落とされやすい                                  ・自転車側では「車は自分に気づいて道を譲ってくれる」と考えているかもしれない

2.自転車との事故回避のポイント

①生活道路を走行するとき                                                    路地からの自転車の飛び出しにも対応できるよう、スピードを落とし注意して走行しましょう。                   ⓶見通しの悪い交差点を通過するとき                                               自転車が急に飛びだしてくることを想定して、徐行して通貨しましょう。「止まれ」の標識等があれば必ず一時停止をしてください。                                               ③交差点を右左折するとき                                                 必ず横断自転車の有無を確認して、徐行して右左折しましょう。特に左折時は、後方にいる自転車が死角に入りやすいため、交差点接近時に自転車の有無をしっかり確認しましょう。                               ④歩道や路側帯を横切るとき                                         直前で一時停止をして、左右の安全と自転車の有無を必ず確認しましょう。                       ⑤自転車の側方を通過するとき                                             安全な間隔を取り、危険を回避しましょう。状況によっては、徐行する、または一旦停止して先に自転車を通行させ安全な間隔を確保しましょう

3.重大事故を起こさないために                                                自転車との事故は自動車が低速であったとしても、自転車の乗員が路面等に投げ出され致命的な事故になる危険性があります。                                           最近見かける自転車によるスマホの「ながら運転」は急な飛び出し、突然の進路変更など思いもよらない動きをする可能性があります。また夜間の自動車の走行は、視認性が低下するため自転車を見つけにくく、追突等の可能性があります。                                              これらのケースで事故が発生すると、重大事故になる可能性が高いと考えられます。自転車との接触事故を起こさないよう、自転車の有無の確認や自転車の特性を踏まえた危険予測を徹底しましょう。